「スーパーで使う用語ってどんなものがあるのか知りたい。。」と悩んでいませんか?
スーパーマーケットには、多くの専門用語があり、初めて聞くと戸惑ってしまうかもしれません。
私もスーパーで働き始めて数か月は、知らない言葉の連続で、少し戸惑うこともありました。
- スーパーで使う用語にはどんなものがある?
- スーパーで働き始める準備がしたい。
- スーパーの専門用語を知りたい。
この記事は、上記のような悩みを解決できるように書きました。
なぜなら、私はスーパーで働く社員で現場で2年間働いているからです。スーパーで働きながら、多くの専門用語を学びました。
この記事では、スーパーでよく使う専門用語を33個紹介します。
記事を読み終えると、スーパーで使う専門用語がわかり、スーパーで働く準備もできますよ!
スーパーで使う用語集33選
スーパーで実際によく使う用語を33個紹介していきます。
わかりやすいように、以下のようにカテゴリー分けしました。
- 場所に関する用語
- 商品に関する用語
- 什器に関する用語
- 販促に関する用語
- 業務に関する用語
場所に関する用語
スーパーで使う用語の中でも、売り場の場所に関する用語を紹介していきます。
1.定番(ていばん)
定番(ていばん)とは、お店の中通路にある棚のことです。いつも同じ場所にある商品という意味で定番と言われています。
2.エンド
エンドとは、主通路に面した棚や売り場のことを言います。1.定番と対に使われることが多く、お客さんが多く見る売り場です。重点的に管理が必要な売り場でもあります。
3.カレンダー
カレンダーとは、売り場の棚の側面のことを言います。主に商品をフックにかけて陳列し、関連販売を実施することが多い場所です。
4.サビカン(SC)
サビカンとは、サービスカウンターの略称です。SC(エスシー)と言われることもあります。
5.ゴールデンライン
ゴールデンラインとは、売り場の中でも商品が最も目立つ高さのことです。地面から約120㎝の高さと言われることが多いです。
6.催事売り場
催事売り場とは、定番とは別の場所にある地域行事や際物商品を扱う売り場のことです。例えば、お盆であれば盆菓子、年末であれば鏡餅などを置きます。
7.主通路
主通路とは、お店のメインとなる通路です。スーパーであれば、野菜売り場から始まって、魚、肉売り場に続くことが多いです。
主通路はお客さんの8割以上が通ります。主通路近くの売り場は、こまめなメンテナンスが必要になります。
8.平台(ひらだい)
平台(ひらだい)とは、移動型の什器です。
冷蔵機能があるものや、キャスター付きの移動可能なものがあります。店舗によってはワゴンと呼ばれることもあります。
9.バックルーム(BR)
バックルームとは、店舗の売り場以外の場所を言います。商品を置いておいたり、作業をしたりするスペースです。バックヤードともいうことがあります。
10.POP(ポップ)
POP(ポップ)とは、売り場の値札、商品説明をするボードや販促を言います。
商品に関する用語
スーパーでよく使う商品に関する用語を紹介していきます。
11.際物(きわもの)
際物(きわもの)とは、季節商品のことです。例えば、節分に向けた落花生やクリスマス用のお菓子などを言います。
イベント用に作られた商品なので、イベントの日が過ぎると大きく値下げしないといけない商品です。
12.右寄り
右寄り(みぎより)とは、イベント用の商品や割と高価格帯の商品を指します。ハレ型商品ともいいます。
13.SKU(エスケーユー)
SKU(エスケーユー)とは、それ以上分けられない商品の単位を言い、単品を指して使われる言葉です。
「商品3SKUで陳列しておいて!」などと使います。
14.JANコード(ジャンコード)
JANコードとは、商品を読み取るバーコードのことを言います。以下の画像のようなものです。
15.欠品
欠品とは、売場に商品がないことです。売上が下がるので、欠品を減らす努力をします。
16.フェイス
フェイスとは、商品のパッケージの表側のことを言います。また商品の列数を指して使われる言葉です。
例えば、「商品を2フェイスで並べておいて!」と使います。
詳しくは、下記の記事でさらに詳しく解説しています。
17.NB商品、PB商品
NB商品とは、ナショナルブランドの略で、メーカー商品を指します。
例えば、カルビーのポテトチップスや明治のチョコレートです。
それに対して、PB商品とはプライベートブランドの略で、自社製品を指します。
例えば、セブンプレミアムやイオンのトップバリューです。
18.ユニットプライス
ユニットプライスとは、単位あたりの値段ののことです。
例えば、1gあたりの3円や、1本あたり30円のように使います。
19.日配(にっぱい)
日配とは、食品スーパーの部門の1つで、納豆や豆腐、牛乳などを扱う部門をいいます。
デイリー部門と言うこともあります。
20.グロサリー(グロッサリー)
グロサリーとは、食品スーパーの部門の1つで、加工済みの食品や日用消耗品を扱う部門です。
什器に関する用語
スーパーでよく使う什器に関する用語を紹介します。
21.ゴンドラ
ゴンドラとは、売場にある棚什器のことです。売り場の場所を指すよりかは、什器そのものを言う場合に使います。
22.オリコン
オリコンとは、商品を入れるプラスチックの箱のことを言います。
23.ワゴン
ワゴンとは、キャスター付きのカゴのような什器をいいます。平台と言うこともあります。
以下のような什器がワゴンに当てはまります。
販促に関する用語
スーパーで使う販促に関する用語を紹介します。
24.スポット
スポットとは、一時的に販売することを言います。
例えば、定番商品とは別に、チラシ用に商品を用意して、スポット商品と呼びます。
25.インプロ
インプロとは、インストアプロモーションの略で、チラシの日などに商品の価格を下げることをいいます。
例えば、「インプロで商品を販売する」のように使います。
26.終売(しゅうばい)
終売とは、メーカーの製造が終了した商品のことを言います。
季節限定フレーバーの商品などでよく使われます。
27.マネキン販売
マネキン販売とは、有人の試食販売のことを言います。
しかし、最近はコロナウイルスの影響もあり、試食はせず商品を勧めるだけになっています。
28.棚割
棚割り(たなわり)とは、商品をどこにどれだけ並べるかを決めることです。
指示書を使って、商品を棚割り通り並べていきます。
29.機会ロス(チャンスロス)
機会ロスとは、売り場の欠品などで、売り逃してしまうことを言います。
チャンスロスとも言うことがあります。
30.客動線
客動線とは、お客さんがお店の中をどのように回るかを言います。
例えば、「客動線を考えて、陳列しましょう!」のように使います。
業務に関する用語
スーパーで使う業務に関する用語を紹介します。
31.棚卸し(たなおろし)
棚卸しとは、お店の在庫を数える業務です。
商品は全部でいくら分あるのか?という金額棚卸しと商品は全部で何個あるのか?という数量棚卸しの2種類あります。
32.前出し
前出しとは、棚の奥にある商品を棚の手前に持ってくる業務です。
品出しをするときに一緒にやることが多いです。
33.サッカー
サッカーとは、レジで袋詰めする人を言います。
「サッカー手伝って!」と言われれば、レジで商品の袋詰めをすることを指します。
スーパーで使う用語集33選まとめ
この記事では、スーパーで使う用語を33個紹介しました。
わかりにくい専門用語や、スーパーで働くときによく使うものを厳選しました。
一覧表にしてまとめると以下の通りです。
- 定番
- エンド
- カレンダー
- サビカン
- ゴールデンライン
- 催事売り場
- 主通路
- 平台
- バックルーム
- POP
- 際物
- 右寄り
- SKU
- JANコード
- 欠品
- フェイス
- NB商品、PB商品
- ユニットプライス
- 日配
- グロサリー
- ゴンドラ
- オリコン
- ワゴン
- スポット
- インプロ
- 終売
- マネキン販売
- 棚割り
- 機会ロス
- 客動線
- 棚卸
- 前出し
- サッカー
スーパーで働くときに困らないように書きましたので、参考になれば幸いです。
一度確認しておけば、わからない言葉が出て戸惑うことも無くなりますよ!
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