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『メモの魔力』が就活に役立つ理由【具体例を3つ紹介/就活生向け】

就職活動って何をどう始めればいいの?」とよく言われますが、どのようにやっていいかわからないですよね。

私も2019年度に就職活動を行いましたが、自己分析や面接対策のやり方なんて、「どうやってやればいいの?」と考え込んだ時期もありました。

面接でも自分のことを聞かれて「んー…答えにくいなぁ」と考えてしまい、正直困りました。

【悩み】

  • 就活をしようとしているけど、やり方がわからない。まずなにをしたらいいの?
  • 面接で自分の経験をしっかり伝えたい!
  • 企業に自分をよりアピールしたい!

この記事で紹介する『メモの魔力』には就職活動に必要な、自己分析・面接対策・企業分析について参考になる考え方が書かれていました。

私はメモの使い方を見たくて買ったのですが、「就職活動をしているときに読みたかった!!」と切実に思ってしまった1冊です。

この記事では、メモの魔力で就活する方法を紹介していきます。具体的に書きました、ぜひやり方の参考にしてください。

『メモの魔力』が就活に役立つ理由

メモの魔力が就活対策になる主な理由は、本書に書かれていた「メモを他に活かす方法」が就活にぴったりな考え方だからです。

その考え方というのが

自己分析(具体)→抽象化→転用です。

これは①具体的な物事(具体)から②一般的に言えることは?(抽象化)じゃあ、③その考え方って別なこれにも使えるよね。(転用)という考え方のフレームワークです。

メモの魔力の考え方

  1. 具体
  2. 抽象
  3. 転用

本書では、

  1. 具体=メモしたこと
  2. 抽象化=一般的に言えること
  3. 転用=他に当てはめる

の手順で考えることが紹介されていました。

この考え方が就活における、自己分析、面接、企業分析にとても役立つ考え方なんです。

以下で詳しく、具体例を使ってみていきます。

メモの魔力で就活対策(具体例)

メモの魔力を使って、就活を始める方法を3つ紹介していきます。これをやることで、自己分析•面接対策•企業分析をすることができるように書きました。

『メモの魔力』で就職活動をする方法

  1. 自己分析1000項目を使おう
  2. メモの魔力で面接対策する
  3. 企業分析の考え方

それぞれ、詳しく見ていきます!

①自己分析1000項目を使おう

メモの魔力には、就職活動で使える自己分析の命題が巻末に1000項目あります。

例えば、幼少期に楽しかったことは?など過去の自分を見返すものです。

1000項目ってすごく多いと感じたかもしれませんよね。しかし、この1000項目をやれば自己分析は完結すると言っていいほどよかったです。

あなたの幼少期、小学校、中学校、高校、大学とそれぞれ振り返ることができるので時系列に沿った気持ちの変化もわかりやすいですよ。

就活なにしていいかわからない…。」と悩んでいるなら、とりあえず何も考えずこの自己分析1000問をこなすことをお勧めします。(※正直、中身を読まなくても、これだけで価値あります。)

自己分析の命題はネットなど、探せばいくらでもでてきますが、1000項目が1冊にまとめられているので探す手間が省け、その分自己分析に多くの時間を割けます

②面接対策

メモの魔力で紹介されていた①具体→②抽象化→③転用の考え方は、面接対策にもなります

というのも、より深いエピソードや考え方を面接官に伝えることができるからです。

普通の就活生の場合、

自己分析→回答

で終わりますが、

メモの魔力の場合

自己分析→回答→抽象化→転用

と深い話をすることができます。

具体例で書きます。

一般的な学生の回答(例)

長所(具体)→好奇心が強いこと(回答)

メモの魔力の考え方(例)

長所(具体)→好奇心が強いこと(回答)→多分野の知識を持つことで意外な関係性を発見できるから(抽象化)→多分野の知識を学び、部署間の連携効率をあげる仕事がしたい(転用)

このようにメモの魔力で紹介されていた考え方を使えば、命題→回答→なぜか?→他に転用と話すことができます。

「転用」にあなたの経験や企業の考え方を当てはめましょう!

メモの魔力の考え方を使えば、あなたの強みを生かしたエピソードや志望動機を作ることができます。

③企業分析

ずーっと紹介している、

具体→抽象化→転用の考え方は企業分析にも使うことができます

なぜなら、私は企業が欲しい人材だよ!とアピールできるからです。

例えば、企業が「挑戦できる人材がほしい」としたら

  1. (具体)挑戦できる人材がほしい
  2. (抽象化)積極的に取り組める人
  3. (転用)大学でブログを開設した

と当てはめることができます。

なので、面接やエントリシートに

「私は大学時代、挑戦することを心がけていました。なぜなら、〜。。。」とアピールできます。

一般的な学生は、

企業が求めていること(具体)→自分(転用)と当てはめてしまいがちです

しかし、ワンクッション抽象化を置くことで、あなたの経験に落とし込みやすくなり、企業分析もやりやすくなります。

メモの魔力で就活(まとめ)

この記事では、メモの魔力で紹介されていた就活に使える考え方と実際の具体例を3つ紹介しました。

あなたなりのエピソードやあなたの想いを企業に伝えることができるのではないでしょうか?

また就活ってなにをしていいかわからないという方はまずは、やってみることをお勧めします。

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