社会人として、働いていると「作業はやめて、仕事をしよう!」と言われることが多いです。
特に新入社員として、入社した時研修で何回も言われた記憶があります。
しかし、いざ働いていると、「仕事と作業の違いってなに?」と疑問に思いました。
【悩み】
- 仕事と作業の違いって何?
- 作業じゃなくて仕事をするためにはどうしたらいい?
この記事では、仕事と作業の違いを説明します。上記の悩みを解決するため、作業を減らして仕事を増やす方法も書きました。
仕事と作業の違いは、再現性
仕事と作業の違いは、再現性にあります。
というのも、作業とは誰がやっても同じ結果になることです。それに対して、仕事とは人によって結果が変わります。
仕事とは
仕事とは、人によって結果が変わることです。
売上などの数値に大きく影響したり、チームの作業効率が上がったりすることで、自分なりの価値を人やモノに与えていくことができます。
例えば、商品販売する際の売り場計画は仕事と言えます。なぜなら、売り場計画は人によって大きく変わるからです。
売りたい商品を決めて、カテゴリー分けをして、どのように陳列するか、発注量も変えます。
このように、自由度が高い業務は仕事になりやすいです。
作業とは
作業とは、人によって結果が変わりにくいです。例えば、マニュアル化されていたり、決まった手順を踏めるものは作業にあたります。
例えば、スーパーの仕事を例に出すと品出しや商品の前出しは作業です。品出しは、誰がやっても同じ結果になります。決まった場所に決まった数を陳列するからです。
作業をやめて、仕事を増やす方法
ここまで読むと、多くの人は「じゃあ、作業をやめて仕事をしたい」と思うはずです。
仕事は、作業に比べてより結果につながることができるので、仕事のやりがいにもなりますよね。
ここでは、作業をやめて、仕事を増やす方法を2つ紹介していきます。
①作業の捉え方を変える
今あなたがしている作業でも、捉え方次第では仕事と言えます。
例えば、あなたがしている作業でも、以下のような視点で考えてみましょう。
- 売上(数値)を上げる工夫
- チームが働きやすくなる
- 新しいやり方を考案
②作業をこなして仕事をもらう
仕事を増やす方法2つ目は、多くの作業をこなして上司からの信頼を得て、仕事を任せられることです。
チームのために作業をこなせば、周りから信頼されるようになります。信頼されるようになれば、仕事をもらえるチャンスも増えますよね。
注意!やってはいけない作業の減らし方
「作業を減らして、仕事を増やそう!」と思って、作業を振ったり、やめたりするとチームの仕事に支障が出ることがあります。
ここでは、作業を減らす際に気をつけるべきことを書いていきます。
リーダーの作業が増える
やってはいけない作業の減らし方一つ目は、あなたが作業を減らすことでリーダーの作業が増える場合です。
リーダーの第一の仕事は、チームを動かすことです。リーダーは決して作業で手一杯になってはいけません。
なので、あなたが作業を減らすときには、リーダーの作業が増えるか?も考える必要があります。
役割の違う人に作業をふる
作業をふる際には、相手の役割も考える必要があります。相手が納得して、仕事をできないからです。
例えば、菓子売場の人に飲料の仕事を振っても納得しません。自分の担当の仕事があるのになぜ?と思われてしまいます。
まとめ 仕事と作業の違い
仕事と作業の違いを理解すると、自分がやりたい仕事を見つけることができます。また働き方も変わるのではないでしょうか?
私も売場計画や発注に時間をかけて、作業は前業をしたり、パパッと終わらせたりするようにしています。
仕事と作業の違いを理解して働きかたを変えてみるのもいいのではないでしょうか?
仕事と作業の違い(まとめ)
- 仕事と作業の違いは再現性
- 仕事…再現性が低い
- 作業…再現性が高い