仕事に役立つ知識

【おとり効果とは】実験による具体例で解説。お得感で買い物はNG?

お得か損か、で買い物をしない

誰しもめっちゃ安いじゃん、買っちゃおう!と実はいらないものを買ってしまったことはあるんではないでしょうか?

 

今回は心理学の【おとり効果】というものを紹介します。

【おとり効果】とは、あなたのそのお得感は実は作られたものかもしれない。というものです。

 

本当に自分に必要なものは何か?それを見極めるために【おとり効果】と買い物のコツを紹介

 

おとり効果はマーケティング、行動経済学などで学べることです。

普段の買い物に活かすことはもちろん、販売する側の人も知っていると得します。

 

POINT

おとり効果を学んで、お得感に打ち勝とう!

 

私たちはより”得”だと感じるものを買う

例えば、1本で100円のジュースがあります。2本買えば180円になりますよ!

と言われれば、ちょっと得するし、2本買っちゃうかとまとめ買いします。

このお得感をわざと作ることを【おとり効果】と言います。実際はそれほど特にならないことがほとんどです。

 

では【おとり効果】を紹介した実験を見ていきます。

 

おとり効果の実験、どれを買いますか?

デューク大学 行動経済学者 ダン・アリエリーの実験です。

【実験内容】

大学生たちに、ある雑誌の定期購読の広告を見てもらいました

❶ WEB版が 59ドル

❷ 印刷版とWEB版のセットが120ドル

大学生100人にどちらを選ぶか聞きました。

 

結果は

❶ WEB版(59ドル) … 68人

❷ 印刷版とWEB版(125ドル) … 32人

 

半数以上はWEB版だけで充分だと判断しています。

 

ここに「印刷版 125ドル」の選択肢を加えました。つまり、選択肢は3つになります。

❶ WEB版…59ドル

❷ 印刷版…125ドル

❸ WEB版と印刷版…125ドル

 

こちらでも同様にアンケートを取ると

結果は変わりました。

❶ WEB版(59ドル)…16人

❷ 印刷版(125ドル)…0人

❸ WEB版と印刷版(125ドル)…84人

 

ブラフとも言える「印刷版125ドル」を追加しただけでWEB版と印刷版のセットを買う人が52人も増えたのです。まさかの半数以上。

この結果から言えることは

私たちは物事を評価するとき、他のものと比較して決めている。

今回の実験であれば、WEB版と印刷版のセットは他のものに比べてお得感があるから買おう、と言うこと。

皆さん、日常の買い物はどうでしょうか?

得だからと無駄なものを買っていないですか?

買い物は他のものと比較しないがコツ

あー無駄なものを買ってしまった。

よくよく考えたら要らないもの、家に転がっていないですか?

 

おとり効果はわざとお得感を作り、購入させるものでした日頃から利用するコンビニ、スーパー、家電、などなど買い物をする人なら誰しもが引っかかってしまうことです。

 

衝動買いもおとり効果が原因になることがあります。

本当に必要なものだけ買いたい!そう決心したあなたがするべきことは、

 

買い物の際は、他のものと比較しない

 

買うか、買わないかで考えることが大事です。

A商品か、B商品か、C商品かと考えてしまうと、おとり効果にはまってしまう可能性があります。

 

なので買い物をする際の考え方は、

A商品を買うか、買わないか で判断していくべきです。

 

より得か、より損かで買い物はNG

 

 

 

販売する側が考えることは”お得感”を演出すること

マーケティングでも使われている【おとり効果】

今までは客の立場で考えていましたが、今度は販売する側の立場で考えてみましょう。

 

もしあなたが300円と500円のビールを販売しているとします。

売上は300円のほうが上です。

 

売上=単価×個数ですから、単価を上げていきたいと考えますよね。

ではどうすればいいでしょうか?

 

【おとり効果】を使うとするならば、800円のビールも商品に入れるべきです。すると500円のビールはお得なんじゃないか?という心理がはたらき売り上げが上がっていきます。

 

絶対これ買わないよ…という選択肢こそ重要かもしれません。

 

今はメルカリなんかで個人が販売できる時代です。

もしあなたが何かを販売しているなら有効活用してみてください。

 

おとり効果は売り手も買い手も使える心理学

無駄なものは買わないんだ!

より高価なものを売っていきたい!

 

これらを実現できるのがおとり効果です。

毎日は選択の連続です。頭を悩ませることも多いです。

後悔しない決断をするための一つの方法として【おとり効果】を知っておくといいですね。

 

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