この記事では、スーパーやコンビニなどの小売店でよく使われる
「フェイス」とは何か、またフェイス数の決め方を簡単に解説していきます。
こんな方は読んでください!
- 商品のフェイスってなに?
- フェイス数はどうやって決める?
小売店で2年働く社員が解説していきます!
フェイスとは?簡単に意味を解説
フェイスとは、商品の顔を意味する言葉です。
商品の表にだけラベルがあれば、ラベル側が商品のフェイスです。
また表に表紙絵、裏に成分表示がある商品が多いですが、この場合は表紙絵がある表がフェイスに当たります。
商品のフェイスには、お客様の目に引き手に取ってもらう役割があり、とても大切です。
在庫の陳列や整理をする際には、お客様にフェイスを見せることで見やすい売り場になります。
成果につながる!フェイス数の決め方
フェイス数とは、商品が何列並んでいるかを意味します。
例えば、フェイス数が3なら同じ商品を3つ横に並べてある状態です。
お店の売り場づくりをする中で悩むことの1つに
「フェイス数を増やそうか、減らそうか悩む…。」
ということがよくあります。
売り場の広さは限られているし、どの商品をどれだけ、陳列するか迷う。
また「どの商品を拡大して展開したらいいの?」なんてこともあります。
フェイス数を決める際には、
以下のような商品は増やして展開するべきです。
- 新商品、旬の商品
- 売れ筋商品(トップシェア商品)
- 売り込みたい商品
- PB•SB商品
この中に当てはまるものは、フェイス数を多くし、目立つように陳列します。
新商品や旬の商品は、商品のライフサイクルが早いので目立たないとすぐに売れ残ってしまいます。
例えば、お菓子の新商品であれば1週間ごとに新しいものが入ってきます。
急いで売らないと新商品ではなくなってしまうので、目立たせた方がいいです。
売れ筋商品(トップシェア商品)では、フェイス数が少ないと売り場在庫がすぐに切れてしまいます。
フェイス数が多ければ、品出しの頻度も下がり、機会ロスを減らすことができます。
売り込みたい商品は、売り場で目立つ必要があります。目立たないとお客さまが素通りしてしまうからです。
1列に何個も並んでいるよりも、10列同じ商品!となれば、当然目立ちます。
PB•SB商品は、企業独自の商品なので、積極的に売り込みたい商品です。
フェイス数で商品の〇〇やすさが変わる!
フェイスとは商品の顔を意味する言葉でした。
フェイス数を変えることで商品の見やすさ、手に取りやすさ、選びやすさが変わります。
フェイス数を上げる商品
- 新商品、旬の商品
- 売れ筋商品(トップシェア商品)
- 売り込みたい商品
- PB•SB商品
売上を上げるためにも必要なことなので、
実践してみてください!