この記事では、スーパーマーケットで働く僕の入社してから半年間の仕事について紹介していきます。
- スーパーマーケットの仕事内容は?
- 仕事はきついのか?
- スーパーマーケットで学べるスキルは?
このような疑問に答えられる記事を書きました。
この記事を読むことで、スーパーマーケットの仕事内容がわかるので、就活でスーパーを受ける方や、スーパーで働きたい方は具体的なイメージを持てます!
新入社員としてスーパーマーケットに就職した僕が実体験に基づいて紹介していきます!
スーパーマーケットの仕事内容は部門で全く違う
いきなりですが、スーパーマーケットの仕事は部門によって変わってきます。
なぜなら、部門によって商品が入荷する時間が違うので作業時間も変わります。
スーパーマーケットの仕事は、配属部門によって違う仕事ができるというメリットはあります。しかし、どの部門に配属されるか希望通りにいかない場合もあります。
私が新入社員で入社したときには、部門配属の希望はありましたが、結果は違いました。(入った部門が自分にあっていたので、仕事は続けています。)
部門一覧
■ 肉
■ 魚
■ 惣菜
■ 日配
■ 加工
例えば、八百屋さん、総菜屋さんは朝がとても早いです。
お肉屋さんと魚屋さんは職人気質になりやすいなど、、、
部門によってできることは大きく変わります。
加工食品売場の特徴
私は新入社員として入社後、「加工食品売場」に配属になりました。(希望通りではなかった…)
なので、加工食品売り場の仕事を中心にスーパーの新入社員の仕事を紹介します。
まず、加工食品(グロッサリー)売り場とは
簡単に言えば、入荷したものをただ出すだけの部門です。笑
詳しくは、下の記事でまとめていますが
加工食品はスーパーの他の部門に比べ、調理などの手に職がつくような部門ではありません。
どちらかというとアパレルや雑貨品に似たような仕事をしています。
入社後半年でした仕事
僕が入社後半年で行った主な業務は以下の通りです。
・売り場変更
・発注
・シフト作成
・毎週の反省書
・在庫整理
この中でもウェイトが大きいのは、
品出しと売場変更 です。
例えば、品出しと売り場変更で1日の9割が過ぎた…という日もあります。(これは結構な頻度あって、週に1回ぐらいはありました。。)
特に売れる日では、8時間のシフトで7時間品出しの日もありました。
作業が多く、考えることが少ないイメージがあるかもしれません。(働いていたときは、単純作業しかないと悩む時もありました。。)
スーパーの新入社員の仕事はどうしても単純作業が増えます。
しかし、販売計画を立てたり、発注をしたりするために必要な「在庫感」を掴む上では大事な仕事です。
また品出しは、売場の欠品を無くすために第1に大切な仕事です。
(2020年5月 追記)
配属から1年経った現在は、発注や反省書、販売計画を書く時間が増えたので、体感としては品出しや売場変更の時間は減りました。
しかし、スーパーで働くなら、売場優先の考えはいつでも変わりません。
【新入社員】ある1日の仕事内容
スーパーマーケットの新入社員である僕の1日の仕事内容をかいていきますあ。(よくある就活のHPのようなものです。)
・品出し
・売場変更
・接客・対応
18時〜19時 休憩
・品出し
・事務作業
・シフト作成
・1週間の反省書
23時 退勤
加工食品は入荷の時間に合わせてシフトを組むことが多いので、午後になることがあります。
例えば私の場合は、商品の入荷が午後から夜にかけてなので毎日午後から出勤です。
また、「売場優先 で仕事をする」という基本 (暗黙のルール。。)があるので、事務作業は夜7時のピークが過ぎて、お客さんが引いた後にします。
半年間は単純作業が9割!根気がいるかも
スーパーマーケットは、食料品を扱うので商品回転率が高くなります。なので他の小売業に比べ、品出しの頻度が多くなりがちです。
品出しが7時間続いたともあるように、
僕のように、スーパーマーケットの新入社員は半年間ほど、単純作業に専念するのではないでしょうか?
そう考えると、スーパーマーケットの社員になるには根気が必要かもしれません。
スーパーマーケットの仕事はきついか?
スーパーマーケットの仕事は辛いという意見をよく見ます。
僕が半年間働いてみてわかったことは、スーパーマーケットの社員は体力勝負の面もあることです。
例えば、スーパーマーケットの社員の仕事内容に対するイメージは、以下のようなものがあります。
立ち仕事が多い…残業が多い…
加工食品に限らずスーパーマーケットの仕事は、立ち仕事なのでデスクワークよりは体力も必要です。(個人的には5連勤すると、ヘトヘトになります。。)
またスーパーの社員の残業に関しては、店舗・上司・配属部門・能力・仕事量など環境に左右されます。
新入社員は入社直後は試用期間として働くので、残業出来ない場合があります。
私の場合も、1~2ヶ月は残業がありませんでした。(というか、出来ませんでした。)
試用期間後は残業もあり、私の場合月の残業時間は5~10時間です。
上司や他の新入社員でも、月20〜30時間している人はいます。
なので、スーパーマーケット社員の残業は、個人差がでます。
2020年5月:追記
入社して1年が経ちましたが、残業時間は月10~15時間になっています。仕事量が増えたことが主な要因です!
半年間で学べたこと
スーパーマーケットの仕事を通して学べることを紹介します。
スーパーマーケットの社員に求められることは、2点あります。
- 売上管理
- 人的管理
簡単に言えば、①売上を上げ、利益を取ること②マネジメントにより、効率を上げコストを下げることが求められます。
さらに魚屋さんや八百屋さんであれば、食材のさばき方や鮮度の見極め方などの商品知識を学べると思いますが、加工食品売場はきたものをただ出すだけなので、そういったことは学べませんでした。
しかし、扱うものの品数、物量が多いので「在庫管理」の考え方は他の部門よりも身につきます。
また数週間後の発注をすることもあるほど、早めに準備をするので、先見性と視野が広がりました。
他の部門であれば、1日毎に作って売ってを繰り返すので、そこまで物量に困ったりしません。
このように加工食品部門は、売上やコストを管理するために、先を見据えたマーチャンダイジングが必要な部門です。
今後のキャリアや目指せるものとは?
今は、現場職として売り場で働いています。
イメージとしては、
現場職→部門リーダー→さまざま です。
このさまざまに入るのは、
■ マーケティング
■ 人事
他にも会計業務や後方支援に回ることもあります。
しかし、基本は
主任→課長→店長→部長
↑この流れで昇格して、お店で売上を上げていくキャリアになります。
スーパーマーケットの社員は就活でおすすめできるか?
小売業の需要は年々下がっています。
特に食料品は少子高齢化で年々売上は下がる傾向です。
小売業で需要があるのは、ドラッグストアです。スーパーマーケットはそれほどですね。
しかし、私の場合は
ものを売ることに関して、シビアな現場で知識を得られるので入社してよかったです。賞味期限と戦うので、食品ならではのシビアさがあって楽しいです。
個人的に、転売をしているのでそちらでも知識を活かせています。
ものを売る知識をリスクなしで学べる点は、大きいです。あとは、休みの日数や給料などで決めてみるといいと思います!