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【キャンディ効果】を簡単に解説。仕事のモチベーションを上げる心理学

仕事のモチベーションをあげたいな、どうやってあげたらいいんだろう。なにか方法はないだろうか?

 

毎日の仕事、淡々とこなしても、、、なかなかやる気になれないときがあります。そこで、この記事では【キャンディ効果】というモチベーションを簡単に上げることができる心理学を紹介します。

キャンディ1つで仕事のモチベーションが上がるの?

はい。あがります。【キャンディ効果】は実験的にも証明されていることです。

  

今回の記事では、

● キャンディ効果とは?

● キャンディ効果の実験

● モチベーションの上げ方

に分けて紹介していきます。

 

 

この記事のPOINT

✔キャンディ効果ってなに?
✔仕事のモチベーションを上げたい
✔幸福感を持って生きたい

 

キャンディ効果とは、どんな心理学?

【キャンディ効果】とは、「いい気分」を作ってから仕事をした方が作業効率が上がり、ミスが減るというものです。

その、「いい気分」を作り出すためにスモールプレゼントが非常に効果的です。

 

スモールプレゼントにキャンディを使ったことが【キャンディ効果】の名前の由来にもなっています。たとえ スモールプレゼント = キャンディ という、ちょっとしたご褒美でも効果があります。それを証明した実験を見ていきましょう。

 

【実験】キャンディで効率が上がるのか(ショーン・エイカー)

キャンディ効果に関する実験は、「ポジティブ心理学」で有名なショーン・エイカーという心理学者によって行われています。

● 実験内容


架空の患者の症状や病歴を読み上げ、医者にそれぞれ診断してもらいました。
チームを3つに分け診断前に以下のことをしてもらいました。

A : なにもしない
B : 医療記事を読んでもらった
C : キャンディを配った

 

さて結果はどうなったでしょうか?

この実験の結果は、

Cチームが他のチームより、2倍のスピードでしかも正確に診断しました。

 

スピードはもちろん、正確性まで上がり「キャンディ」の効果があったことがわかります。( 個人的には正確性まで上がったことにびっくり… )

この事前に配ったキャンディが「いい気分」を作り出したこと。そして「いい気分」が作業効率をあげ、ミスを減らしたことが実証されました。

 

たかがキャンディ、とあなどるといけないですね。

実際のご褒美はなにがいいの?

「いい気分」が作業効率を上げることはわかった!そのためにご褒美を用意すればいいことも。

では、実際にはなにをご褒美に設定すればいいの?

そんな方の為に、私が「いい気分」を作ったものを紹介します。

「缶コーヒー」です。

仕事の休憩中に缶コーヒーを買う。

 

缶コーヒーって、特別感がありませんか?コスパで言えばペットボトルコーヒーの方が全然いいんです。しかし、あえて缶コーヒーを選ぶことで特別感が生まれ「いい気分」になれます。

缶コーヒーは1本80円程で買えるので、ご褒美としては最適です。

 

こんな風に身近なもので、特別感を感じられるものは「いい気分」を作り仕事のモチベーションを上げてくれます。

 

また「いい気分」は周りからの印象もよくなります。良い印象を自分の自信に変えて行動的にもなれます。特に20代、30代のような若い人はモチベーションをあげて行動することが重要です。

【キャンディ効果】を使うことで、効率よく働き、評価、成果、印象を好転させて、毎日を楽しく生きることができます。

 

ちょっとしたご褒美は大事ですね。

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