「マーケティングについて、基本的なことを学んだほうがいいのかな…。」と考えたことは無いでしょうか?
私はスーパーの店員ですが、新入社員の説明会では、「みなさん一人一人がマーケターとして頑張ってください」とも言われました。
「マーケティング」は、私のような販売員や小売店員にとってはもちろん、身近な知識になってきています。
そんなマーケティングについて、基本を学べる資格が「マーケティング検定3級」です。
私は「マーケティングの勉強をしたいな」と思い、マーケティング検定3級を受験して合格することができました。
【悩み】
- マーケティング検定とは、どんな資格?
- マーケティング検定を受けたい!でも、どのように勉強したらいい?
- 試験の難易度はどれくらい?
この記事では、マーケティング検定とはどのような資格なのか、3級の難易度、受けるにあたって必要な勉強方法やテキストを紹介します。
私はマーケティング検定3級を3週間勉強して、正答率96%で合格できました。(11月7日にテキストが届き、11月25日に合格しました。)
そんな私が3週間の勉強方法や試験の難易度など解説していきます。
上記の悩みを解決できるように書きました。参考になれば、幸いです。
マーケティング検定とは?2級と3級がある
マーケティング検定とは、2017年に始まったマーケティング能力を測る、比較的新しい資格です。内閣府認定試験で公益社団法人日本マーケティング協会が実施、運営しています。
2020年12月現在、マーケティング検定は3級と2級が実施されています。1級に関しては、今後実施予定です。
受験費用
マーケティング検定3級の費用は以下の通りです。
受験費用 (1人当たり•税込) | |
学生 | 5500円 |
日本マーケティング 協会会員 | 5500円 |
一般 | 6600円 |
私もそうでしたが、普通の会社員の方は、受験費用として6600円(税込)かかります。
また公式から勧められている問題集(3025円)と参考書(3300円)を買えば、合わせて約13000円かかります。
受験方法
マーケティング検定では、CBTという受験方法が採用されています。CBTとは、テストセンタでコンピューターを使って試験を実施する方法です。
なので、マーケティング検定は、都合のいい日程で近所にあるテストセンターで受験できます。
合格基準
マーケティング検定3級の合格基準は、70%以上の正答率(30問中21問正答)で合格です。
出題範囲
マーケティング検定3級の試験範囲は以下の通りです。
- 基本概念
- 市場環境
- 戦略的マーケティング
- マーケティング・リサーチ
- 消費者行動
- 製品戦略
- 価格戦略
- コミュニケーション戦略
- チャネル戦略
- サービス・マーケティング
私は出題範囲を見ても、勉強の仕方がわからなかったので、公式から出ているテキスト、問題集を買いました。(あとで詳しく紹介します。)
マーケティング検定3級で出題される有名な用語で言えば、「STP」「PEST分析」「製品ライフサイクル」などがあります。
マーケティング検定の難易度
マーケティング検定3級を受けてみて、難易度は「比較的易しい」と言えます。というのも、問題が選択式な点だったり、試験問題の中に4〜5問は問題集とほぼ同じ問題が出題されていたからです。
マーケティング検定3級の難易度は、「比較的易しい」
- 問題が選択式
- 4〜5問は、公式問題集とほぼ同じ問題が出題
まず、問題が選択式なので語句の名前をしっかり覚えていなくても、選択肢に書いてあるのでわかります。(さらに4択問題が多かったので、適当にやっても25%で当たります。)
また私が受けた試験では、公式問題集とほぼ同じ問題が4〜5問ありました。
30問中21問正解すれば合格ですので、この4〜5問を正解できれば、合格率はグンっと上がります。
勉強方法についても、できるだけ公式問題集はやっておきたいです。
ただ、語句の意味をしっかり覚えていないと解けない問題が複数ありました。
私の場合、30問中9問で最後の2択でどっちだろう…と悩みました。(7割で合格なので、危なかったです。)
なので、語句の意味と使い方については正確に覚えておきたいです。
また「比較的易しい」理由として、マーケティング検定の公式サイトでも3級は「初心者レベル」としていて基本的なことを問われるとあります。
初級者レベル
これからマーケティングに触れる方を中心に、様々な場面においてマーケティングに関わる方を対象として、マーケティングの基本の習熟度を測定します
日本マーケティング協会
このように、マーケティング検定3級の難易度は、「比較的易しい」試験です。
選択式であったり、公式問題集と同じような問題がでたりするのでマーケティングの基本を学びたい方におすすめできる資格です。
マーケティング検定3級のテキスト
マーケティング検定3級のテキストは、公式で勧められている参考書と問題集を勉強することを強く勧めます。
問題に出てくる知識量としては、問題集と参考書で95%以上わかります。というのも、私が試験を受けたときには、1問か2問参考書にも問題集にも載っていない語句や知識がありました。
しかし、試験に合格するための知識は十分すぎるほど学べました。
参考書はなくても合格できそうか
実際に試験を受けてみて、参考書なしで勉強しても、合格はできると思いました。
なぜなら、問題集の解説がすごく丁寧だからです。答えの言葉に関連する知識について、しっかり解説がありました。
体感8割ぐらいは、問題集だけでとれると思います。
しかし、万全の状態で受けたい!合格したい!という方は、やはり参考書は必要でしょう。
マーケティング検定3級の勉強方法
マーケティング検定3級の勉強方法を紹介します。
私の勉強時間は、テキスト購入からテストまで3週間でトータル30〜40時間勉強しました。なので、1日あたり1時間30分から2時間勉強をしました。
勉強方法は、以下の通り問題集と参考書を使いました。
勉強方法(1〜2週間目)
- 1章ずつ参考書を読む
- 対応する問題を解く
- 解説、参考書で重要な語句を暗記
勉強方法(3週間目)
- 問題集を1周解く
- 間違えた問題、うろ覚えの章を参考書で覚えなおす
勉強のポイントは、問題集を何回もやって間違えたところを重点的に覚えました。
さらに語句の特徴や使い方を覚えることで90%以上の正答率を狙えます。
選択肢には、紛らわしい説明が多かったので、語句の意味や使い方はしっかり覚えたほうがいいでしょう。
またマーケティング検定3級は模擬試験もありますので、最後に知識の確認も含めてやってみてはどうでしょうか。
マーケティング検定3級(まとめ)
マーケティング検定3級は、マーケティングの基本的な知識を学べる資格です。マーケティングについて基本を勉強したい!という方は是非資格を取得してみてください。
私も3週間で合格できましたので、比較的勉強はしやすい資格だと思います。
この記事で紹介したテキスト、勉強方法などが参考になれば幸いです。