上司といい人間関係を築くためにはどうすれいいんだろう?
今回の記事では、上司との関係を円滑にしたい方に向けて
「特異性信用」を得ながら働く について書いていきます。
もしあなたが部下として働いているなら、
「上司に改善点を申し出た」
「上司にやり方を変えたほうがいいい」と言った
こんな提案をしていませんか?
1歩間違えると人間関係が悪くなるので注意が必要です。
働き方、教育、成長度合い、仕事のやりがいまで変わってしまう。それが「上司」という存在です。
上司との関係を良くして、働きやすい人間関係を目指して行きましょう!
この「特異性信用」はノースカロライナ大学の実験で実証されています!
「特異性信用」を知る
特異性信用とは、ルールに従ってチームのために働き、目標達成に貢献することで得る信用です。
つまり、上司といい人間関係をつくるためには、意見をする前にサポート役に徹しましょう。
いきなり意見してしまうと、
上司からは「やってもないのに、意見してくる部下」と思われてしまいます。
↑こうなると、お互いにぎくしゃくしながら働くことになり、ストレスのもとにも…。
まずは役割に徹して、信用が積み重なった時にやっと意見が言えるようになります。
【特異性信用】とは?部下に対する上司のニーズは「協力」
「特異性信用」に関してある実験を行いました。
【実験内容】
さまざまな管理職の人たちに
「部下にしてもらうとうれしいこと」
を聞いたところ
● 手伝いを申し出てくれる
● 人脈を作ってきてくれる
● 情報収集してくれる
● 自分の評価を求めてくる
のような意見がでました。
上司からのニーズは「自分に協力してくれる」ことがわかりますね。
製造業、小売業、サービス業を対象にした別の研究では、上司に意見を出す。問題点を指摘すればするほど、その人が2年以内に昇給、昇進する可能性が低くなったとあります。
ノースカロライナ大学 アリソン・フラゲイルの実験より
つまり、仕事上では意見、問題点は上司に求められておらず、気に入られずに昇進できなかった。ということです。
今は上司の機嫌を取らなくても昇進できる会社は増えましたが、上司との人間関係をよくする上では重要です。
意見より協力するべきだ。という実験結果でした。
いやでも、意見したいんだけど?問題点出したいんだけど?どうしたらいいの?
そのために【特異性信用】を得る必要があります。
上司との接する際に意識するべき1つのこと
特異性信用を得ながら上司と働いていくために
意識することは1つです。
「上司に協力する、サポート役に徹する」です。意見は聞かれたら答える程度のスタンスで行くべきです。
入社して年数が浅かったり、新しい上司と働き始めた場合は【特異性信用】を得ることに集中すると、人間関係がうまくいきます。
仕事の悩みは大抵、人間関係です。
上司とどう関わっていくかで、仕事の楽しさやりがいが大きく変わります。
サポート役に徹して、特異性信用を得る。
自分の役割が見えてくると仕事の見え方が変わって新しい一面が見えてきます。