故事成語である「隗より始めよ」(かいよりはじめよ)の
✔️意味
✔️例文・使い方
✔️由来
✔️自己啓発できる考え方
これらを紹介します。
一般教養のため・座右の銘・モチベーション・タイトルを決める際の参考にどうぞ。
「隗より始めよ」の意味・例文・由来
❶行動・実行するときは手近なところから始めることがいいこと。
❷物事は言い出した人が最初に始めるべきだということ。
【例文】としては
⭕️隗より始めよというように、あなたが最初にやるべきだ。
⭕️事業を始めるなら、隗より始めよ。
グループワークや物事を始める際に役立つ故事成語ですね。
燕の国の昭王が郭隗(かくかい)にいい人材を集める方法を聞いたところ、「まず隗より始めよ」と言ったことが由来。
「隗より始めよ」とは、普通の人である郭隗(かくかい)を優遇すれば、それ以上の知者は「私も優遇されるに違いない。」と思って燕の国に集まるだろう。ということです。実際に郭隗を優遇したことで燕の国にはいい人材が集まりました。
郭隗にしたら、❶自分が優遇される❷知者が集まった褒美で2度美味しいですね。
「隗より始めよ」で自己啓発しよう
ここまでで
✔️意味
✔️由来
✔️例文
これらはマスターできました。ここでは「隗より始めよ」を座右の銘、モチベーションにつなげていく考え方を紹介します。
①言ったからには実行する
有言実行でいいじゃん。
有言実行は有言実行でいいです。しかし、私のイメージでは少しニュアンスが違います。
❶何番目でもいいから実行する。
❷自分が実行する。
❶最初に行う
❷自分または他人が実行。
それぞれ比べてみると、有言実行は言ったからには自分が取り組むです。それに対して「隗より始めよ」は物事の言い出しっぺが取り組むべきだ。ということで他の人が言ったら他の人が最初にやるべきということになります。
人付き合いを含めて教訓にしていきたい方は「隗より始めよ」を教訓にしてみてはいかがでしょうか?
また「最初」という単語が隗より始めよにはあります。言ったからには1番最初にやるんだ!と行動力を示したい方におススメです。
②ハイリスクはとらない
もちろんリスクは取ってください。ハイリスクをとってはいけないということです。リスクは取らないと成長もゆるやかであなたの結果を残せません。
仕事で言えば、私の責任でプロジェクトを進める。
私の責任で〇〇というのは、責任というリスクを取っていますよね。もちろん失敗すれば、あなたのせいです。しかし成功すれば達成感や成長という面でリスクを取らないときとは桁違いのものを得られます。(なんなら、失敗して責任をとっても成長できます。)
リスクは取る。しかしハイリスクはとらないとはどういうことか、私はメルカリで転売をしているので転売の話で例えます。
ボールペンは仕入れるがテレビは仕入れない。
ボールペンは仕入れてもいいです。
あなたの生活でも必要ですし、ちょっと多く仕入れて余った分を売ればいいです。さらに言えば、最悪売れなければあなたが使い切ってしまえばいいだけです。単価は低いので、ローリスクローリターンと言えます。
テレビは仕入れてはいけません。
多く仕入れて、売れなければ使い道がありません。あなたが1台使ったとしても、他の数台に関しては「売る」以外の選択肢がありません。
それにテレビは個人が転売をするには単価が高すぎます。ハイリスクハイリターンというやつ。
仕入というリスク自体はとりますが、テレビの仕入という、ハイリスクはとってはいけないということです。
リスクの取り方は人それぞれなので…
それはそれで全然オッケーです。共感していただけた部分だけを参考にしてください。
なぜリスクをとるのか
「稼ぐ」ことで言えば、リスクを取らないより取った方が簡単に稼げるからです。
アルバイトと転売を比べると私の実感としても転売の方が楽です。しかしリスクがあります。失敗=負債になるんです。アルバイトで失敗してもプラスしかありませんが、マイナスが転売には存在する。
5時間働いたのに5万円のマイナスだ〜。
これが転売のリスクですね。
だいぶ話が脱線しました…戻ります。
「隗より始めよ」でハイリスクはとらない
話を戻します。
ハイリスクはとらないという教訓を持ちたいかたは手近なところから始めるという意味を持つ、
手近=ボールペンです。
私も転売に関しては、ボールペンを買うというリスクをとって生活しています。(実際にボールペンで転売はしていませんので。)
物事を始めようとしているかたは故事成語「隗より始めよ」を参考にしてみてください。
前回の故事成語
[kanren postid=”1118″]