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「羹に懲りて膾を吹く」の意味・由来【故事成語で自己啓発しよう】

今回は故事成語、「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の意味・由来を紹介します。また自己啓発として「羹に懲りて膾を吹く」を使える考え方を紹介します。座右の銘、モチベーションUPに繋げてください。

   

こんな方にオススメ

✔️「故事成語」の意味・由来を知りたい
✔️自己啓発できる言葉がほしい
✔️座右の銘がほしい
✔️モチベーションをあげたい

 

 

「羹に懲りて膾を吹く」の意味

「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」の意味は、

失敗に懲りて必要以上に用心すること。ニュアンスとしては「臆病者」と皮肉を含んでいます。ネガティブな言葉ですね。

ちなみに「羹(あつもの)」を「熱物」とするのはNGです。


「羹に懲りて膾を吹く」の由来

「羹に懲りて膾を吹く」を分解して解説します。簡単に言えば、

【羹】とは熱い料理、【膾】は冷たい料理です。

つまり熱い料理を食べて火傷したので、冷たい料理までも吹いてから食べる。失敗(熱い料理)に懲りて必要以上の用心(冷たい料理を吹く)をする。と意味づけされました。

 

 

故事成語で自己啓発しよう

ここまでで「羹に懲りて膾を吹く」の意味・由来をマスターできました。ここでは故事成語「羹に懲りて膾を吹く」を使って自己啓発できるような考え方を紹介します。

 

慎重・用心は大切、やりすぎは無意味

今回の「羹に懲りて膾を吹く」はネガティブな言葉です。自己啓発をする際はポジティブな言葉、前向きになれる…そんなプラスにはたらく言葉がベストです。

なのでネガティブな言葉を自己啓発で使うときは反面教師にしましょう。

 

今回であれば、

✔️無意味な用心。冷たい料理までも吹くこと。

✔️失敗から学べていないこと。熱いものだけに吹けばいいことを学習できていなかった。

✔️やりすぎは無意味。無意味な用心を抽象化させ、物事に置き換えました。「中庸」や「過ぎたるは及ばざるが如し」などの言葉もあるので教訓としては有り。

 

それらを自己啓発にまとめると以下の通り

自己啓発

✔️慎重になりすぎない。
→ときにはダイナミックに行動を起こす。
✔️やりすぎはよくない。
✔️失敗した時こそ、細部まで学ぶ。

こんな人に当てはまる言葉でしょうか

①仕事で確認をしすぎて、期限遅れになってしまう人。

②細部が気になりすぎて、結果として形にできない人。例えばブログの誤字脱字を完璧にしてから公開しないといけない、初めからうまいものを提供しないといけない…こんな思い込みを捨てるためにある言葉ですね。

③同じ失敗を繰り返してしまう人。

 

 

完璧じゃないといけないんだ。という思い込みがある人、失敗を繰り返してしまう人に勧めたい故事成語でした。

 

余談ですが、最初から「完璧」である必要はない。に関しては、YouTuberの初期の動画を見ると顕著ですよね。最初の動画と今の動画では、はるかに今の動画の方が見やすいですし、面白いです。積み上げることによる経験値は必要だということですよね。

今回の故事成語「羹に懲りて膾を吹く」が座右の銘、自己啓発、モチベーションUP…共感、いいな!と思った方は参考にしてください。

 

前回の故事成語はこちら

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