「栄養ドリンクで頑張ろう」「朝から疲れが抜けていない」「昼過ぎに眠くなって仕事が手につかなくなってしまう」
このような経験がある方は、仕事による「疲れ」が無意識のうちに溜まっている可能性があります。
毎日8時間働くサラリーマンは、特に疲れも溜まりやすいです。最近では、スマホやSNSが休むことを邪魔しています。
この記事では、「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント の要点紹介と、
今日の仕事から使える、疲れにくくなるコツを3つ紹介します。
栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んで頑張る!よりも
この本を読むことで、疲れにくい働き方をマスターすることができます。
「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント
本書では、仕事の質は脳が働きやすい環境作りで決まるとあります。
そのために、脳をいかにお膳立てして疲れない+生産性を上げる方法が紹介されています。
「自分って休み下手だな」と思う方は是非一読してみてください。
「休み方マネジメント」要約・3つの要点
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「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント
- 働き方改革により、以前よりも「休み方」が重要視されている。例えばフレックスタイム制により睡眠不足になる人も増えてきている。
- 仕事は脳が活発な時間帯に取り組むことで疲れずに生産性を上げることができる。具体的には、「チャンキング」や「認知コスト」を意識するといい。
- 脳の疲れを回復させる最強の方法が睡眠だ。いい睡眠のためには、起床時間を揃えるなど、生体リズムを整える準備をすることが重要になる。
脳を疲れさせない仕事のコツ3選
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本書を読んで、今日から使える疲れさせない仕事のコツを3つピックアップしました。
先延ばしを防ぐ
先延ばしをするだけで脳は負担を感じます。
例えば、
「あぁ、これをやらなくちゃ」と思い出しては、その時点では手をつけらない。
脳にとっては、思い出したことを抑制する手間が増えます。
このように、仕事を先延ばしにすると脳は負担を感じてしまいます。
先延ばしをしないために本書では、やるべきことが思い浮かんだら「〇〇する」と言うことを勧めています。
脳は、「〇〇する」と言ってもらえれば、過去にそれを実行したときの記憶を検索して体に命令できるので、体はあっさり動きます。
脳は過去の言動を覚えているんですね。
なので「あー〇〇しなきゃいけないんだった」と言うのはやめましょう
TO DOリストは机の上に置かない
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TO DOリストを机の上に置かない方が、脳が疲れにくく仕事することができます。
なぜなら、
脳が一度に覚えられることは4つまでと決まっているからです。
何か作業をしていて、
TO DOリストが目に入ると、リストの5つ目をみたところで容量オーバーになります。
元の作業にもどると、
「あれ、なにしていたんだっけ?」
とまた思い出す作業が必要になってしまいます。
なので、無駄な思い出しをやめるためにTO DOリストを机の上に置くのはやめましょう。
「チャンキング」で認知コストを激減させる!
「チャンキング」とは、ひとかたまりで覚えるという意味です。
例えば、
AとBとCという仕事をやらないといけない場合
【チャンキングなし】
AとBとC の3つを覚えていないといけない。
【チャンキングあり】
ノートに全て書いておき、やることはノートを見たらわかるだけ覚えておく。
1つのことだけ覚えておけばいい。
このように、
覚えておかないといけないことが3つから1つに減ることで脳の負担を減らすことができます。
この技術を「チャンキング」といいます。
脳の負担を減らす上でチャンキングはとても有効です。
チャンキングの具体例 「忘れるノート」を作る
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4つしか覚えられない脳のためにチャンキングはとても重要な技術です。
そのために本書では、「忘れるノート」を作ることを勧めています。
「忘れるノート」を作ることで脳にとって効率よく忘れることができます。
「忘れるノート」のメリットは本書で、
考えなくてもいいときにぐるぐる考えてしまうことは、いったん紙に書き出すと、書き出した後は考えなくなります。
日記を書いている人は、忘れるために書いているんだ。と考えると脳は疲れません。
またメモ1つとっても、これで忘れていいんだと思うことも効果的です。
『「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント』で休み下手を解消!
本書では、他にも
- 脳が働きやすい環境作りの方法
- 生体リズムの整え方
- 疲れを回復させる睡眠の方法
など、普段の生活から疲れないためにできることが紹介されていました。
私もそうですが、なんか疲れが…。と悩んでいるビジネスパーソンなら一読するべき本です!