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【要約】『嫌われる勇気』は4つの要点を抑えるだけ!自己啓発はこの1冊で!

この記事では、アドラー心理学について書かれている自己啓発本『嫌われる勇気』の要約を紹介していきます。

 

多くの方々に読まれている本ですが、168万部を超える大ベストセラーで、

主に3点について書かれています。

  • 人は変われること
  • 自分のことが嫌いな理由
  • 対人関係の悩みへの対処法

  

上記3点の原因と対処法をアドラー心理学に基づいて学べます。

 

「対人関係で思い悩み疲れてしまう」 というかたには特におすすめです。

 

 

『嫌われる勇気』の要点を書き出す

 

『嫌われる勇気』の要点は4つあります。

 

  1. 過去の出来事に依存する「原因論」ではなく、今ある目的のために行動する「目的論」で物事を考える
  2. 全ての悩みは「対人関係」から生まれている。例えば、言い訳をしてしまう「劣等感」や「競争」し勝ち負けに悩んでしまう。
  3. 承認欲求を捨て、自分のタスクのみに集中する「課題の分離」を行えば、あなたの人生を生きることができる
  4. 他者を仲間とみなし、自分の居場所を感じられる「共同体感覚」を持ちながら「今、ここ」を生きることが重要である

 

それぞれ深掘りして紹介します!

①「目的論」に立って考えると人は変わることができる

アドラー心理学では、「目的論」に基づいて物事を考えることが重要とされています。

「目的論」とは、今の行動は今の目的で考えるというものです。

 

例えば、

引きこもりの人が家を出られないのはなぜか?という場合、

 

【目的論】「今」外に出たくないから、不安という感情を作り出している。

【原因論】親からの虐待やトラウマなど過去の出来事からくる不安があるから出られないんだ。

 

このように、「目的論」では

今できないのは、今に原因がある。「過去は関係ない」と考えます。

 

人が変われない理由は原因論にある

 

「変わりたいけど…どうしたらいいかわからない。」

本書によると、人が変われないのは、「原因論」で考えているからです。

 

「原因論」とは、過去の出来事が今を決定していると考えることです。

 

先ほどの例で言えば、引きこもりになったのは過去に親から受けた虐待によるものだ。

 

つまり、昔~だから、今○○をしている。これが「原因論」の考え方です。

 

過去のことをあれこれ考えてしまい、言い訳にしてしまうと変わることはできません。

 

過去〇〇だったからな…。

 

と考えることをやめると

人は変われると著書にあります。

 

 

②全ての悩みは対人関係で生まれる。自分のことが嫌いな理由

アドラー心理学ではすべての悩みは「対人関係」の中で生まれるとされています。

 

 

宇宙の中でただ一人で生きるならば悩みはなくなるだろう

『嫌われる勇気』

 

確かに、宇宙でただ1人で生きるならば、何も悩みはなさそうです。

まぁ、ありえませんが!

 

 

対人関係の悩みで代表的なものが、「劣等感」と「競争」です。

 

あなた次第で「劣等感」はいいものにも悪いものにもなる。

 

「対人関係」において、代表的な悩みの1つに「劣等感」があります。

 

アドラー心理学では、

「劣等感」は主観的な思い込みとあります。

 

例えば、本書では

アドラーの身長は155センチとあります。

身長は平均から見ても低いですよね。

 

しかし、アドラーは「人をくつろがせる才能になる」と小柄な人にしかできないこともあると割り切っています。

 

このように、一見「身長が低い」は短所として考えがちですが、それを長所として考えることもできます。

 

つまり、アドラー心理学においては、

物事には長所と短所があり、

あなた次第でどうにでも変わります。

劣等感になるようなことも、自分の解釈でなんとでもなるよ!ということです。

 

そして「劣等感」はだれにでもあり、悪いものではないとあります。

 

いい劣等感の具体例として、

  • 学歴が低いから努力しよう
  • 腕力がないから腕立て伏せをしよう

 

自分の短所を見つめ直し、改善しようとする「劣等感」はいいものです。

 

 

それに対して、悪い「劣等感」とは、

  • 私は学歴が低いから成功できない
  • 私は器量が低いから結婚できない

 

このように、自分の短所を言い訳にしてしまうような劣等感は悪いものです。

 

 

本書では、この悪い劣等感を「劣等コンプレックス」と呼んでいます。

 

 


「競争」をすると評価に悩まされる

 

また「競争」があると対人関係の中で苦しまざるを得ません。

「あの人より、テストの点数がよかった。」

「あの人より、早く作業を終えるんだ。」

 

他人の目を気にして、

評価を気にして、

自分が本当にしたいことをできなくなる。

 

 

なので、アドラー心理学では、「他者と競争」はしないことを勧めています。

 

「競争」ぜすに、何をしたらいいんだろうか?

 

本書では、

「同じではないけれど、対等な存在」として、ただ前を向いて努力することが重要だとあります。

 

つまり、

「自分はどれだけできたか?」

「以前と比べてどうか?」

という考えが大切になります。

 

 

 

③承認欲求を捨てるべき理由

 

アドラー心理学では「承認欲求」は捨てるべきもの、とあります。

 

「承認欲求」ってなに?

 

承認欲求とは、

他人から認められたい願望のことです。

 

例えば、

  • 上司に認められたい
  • 有名になりたい

 

このように、他人から認められたい願望を承認欲求と言います。

 

しかし、

アドラー心理学では「承認欲求」ほいらないものです。

 

「なぜ、承認欲求はいらないのか?」

 

わたしも当たり前にある、承認欲求がいらない。なんて書いてあり、なぜだろう?と思いました。

 

しかし、明確な理由がありました。

 

一言で言えば、「他者の人生」を生きることだ。とあります。

 

例えば、

「上司が褒めてくれるから、これをやろう!」

「みんなAを選んだから、わたしもAにしよう」

 

このように

他人からの目を気にすることはありませんか?

 

そして自分が本当にやりたいことができなくなる…。

 

上司との意見が割れたり、本当はBを選びたかったかもしれません。

 

このように、

他人の目を気にして

自分の人生を生きていない人が多い。

だから承認欲求はいらないんだ!

 

また10人の人がいたら10人に好かれようとするのは、他人に嘘をつくこと、ましてや自分に対しても嘘をつくこと

自分の人生を生きることを第1とする。

 

嫌われる勇気を持って生きていくことが重要だとあります。

 

わたしも、

周りの目を気にして生きているかもしれない…。

と考え直してみる機会になりました。

対人関係のスタートは「他者の課題」を切り捨てろ

 

対人関係のスタートは「課題の分離」です。

「課題の分離」とは簡単に言えば、

人は人、私は私と線引きをすることです。

 

これはだれの課題なのか?という視点から、

「自分の課題」「他者の課題」を分離させます。

考え方は「その課題を引き受け、最終的な結末を引き受けるのはだれか」です。

 

例えば、勉強をするのは子供の課題です。

親が無理やり塾に行かせたり、勉強しなさいというのは、

他人の課題に土足で踏み込むことであり、対人関係のトラブルになります。

 

「他者の課題」に対する、あなたの立場は「協力・援助」は最大限するけれど、やるのはあなたということです。

馬を水辺まで連れていく(援助)けれど、水を呑むのは馬が決める(馬の課題)ということです。

 

これが「他者の課題を切り捨てる」ということです。

「課題の分離」をし、「他者の課題」に対しては「協力・援助」はするが、土足で干渉しないことです。

 

仕事でいえば、目の前の仕事のやり方は教えるけれど、他者にやらせる。

自分でやったほうが早いから自分でやってしまうのは、

他者の課題に土足で踏み込んでいるので注意です。

 

 

④対人関係のゴールは「共同体感覚」

 

対人関係のゴールは「共同体感覚」です。

「共同体感覚」とは、他者を仲間だとみなし、そこに自分の居場所があると感じられること

他者を敵、つまり競争する相手とみなさずに、共同体(学校や職場)に自分の居場所を感じられらることとなります。

 

アドラー心理学では、自分の価値は「どれだけ共同体に貢献できたか」という主観的な思い込みです。

役に立っていると自分が実感できれば価値があり、幸福な人生と言えます。

  

共同体の定義は宇宙、過去未来などあらゆるものが定義されています。

それは「目の前の共同体以外にもあなたの居場所はある」ということです。

例えば、学校が嫌になった生徒には、

家庭(小さい共同体)に逃げるのではなく、転校、退学(大きな共同体)に目を向けましょうという気付きを与えるためです。

あなたは○○学校の生徒→学生→日本人→アジア人→地球人→宇宙人

あなたが思うより、目の前の「共同体」は小さい です。

 

また共同体感覚は共同体にコミットする必要があります。

コミットするとは「人生のタスク」をこなすことです。

「人生のタスク」とは人が生きていくうえで必ず直面する対人関係です。

  • 仕事のタスク
  • 交友のタスク
  • 恋愛のタスク

仕事上の関係・親友や友人・恋人や家族

これら対人関係からさまざまな口実を設けて回避することを「人生の嘘」と言います。

 

 

対人関係におけるスタートは「課題の分離」ゴールは「共同体感覚」では、その道筋、過程に何があるのか紹介していきます。

 

対等な「横の関係」を築く

「横の関係」とは同じではないけれど対等な関係です。

会社員と専業主婦は働いてる場所、役割が違うだけで人間的価値には全く関係ありません。

「誰のおかげで飯が食えているのだ」はお門違いということです。

 

また 褒めてもいけない し 叱ってもいけない です。

よくできたね

○○できて偉いね

これはだめ、やめなさい

 

褒めることは能力がある人がない人に下す評価である。

つまり、「評価」をしてはいけないということです。

評価は縦の関係(上下関係)を生み、競争をしているということです。

 

ではどうすればよいのか、

アドラー心理学では「横の関係」における援助のことを「勇気づけ」と呼び、これを推奨しています。

具体的には、

ありがとうなどの「感謝」

うれしいなどの「喜び」

助かったなどの「お礼」を伝える。

 

 

対人関係においては、まず「課題の分離」をすること。そしてお互いが「違う」ことを受け入れながら対等な「横の関係」を築く。そこで「勇気づけ」を行うことで「共同体感覚」を持てる。

 

人生は刹那の連続である。

人生を線で考える人がいます。

頂点という目標にカーブを描きながら向かうような、そして目標やゴールを達成しなければ意味がなかったと思ってしまいます。

 

アドラー心理学では人生は「刹那の連続」つまり、点の連続であるという考え方です。

過程にも意味があり、「いま、ここ」が本番です。

受験が本番ではなく、いま、ここにある日々の勉強が本番です。

 

未来もなく、過去もありません。いま、ここが全てであり、人生は常に完結しています。

アドラーは 人生における最大の嘘  として、「いま、ここ」を生きないことだとしています。

 

   

 

 

自分の人生を生きるために嫌われる勇気を持とう

 

『嫌われる勇気』を読むと、

どのように「自分の人生」を生きていくか?について考えさせられる本です。

自分の人生を見直して、方向性を決めたい。というかたの助けになる本です。

 

私自身、振り返る機会をもらえました。

今の仕事はどうだろうか、

楽しい?やりがいは?満足しているか?

 

今の人間関係はどうだろうか、

妻と子供、親、上司、同僚…。

 

 

 

また『嫌われる勇気』の最後は、このように締めくくられていました。

「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることもなく。」 

『嫌われる勇気』

 

人生を変えたい!という人の自己啓発にはもってこいな本です。

 

※ この記事は定期的に更新しています。最終更新日2020/1/20

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