議事録、反省書、メールなどビジネスシーンで文章を書く機会は増え、速く書くことが求められるようになっています。
例えば、30分かかる反省書を20分で終わらせることができれば、集中したい仕事に時間をかけることができますよね。
また私のように「ブログを書いている人」など副業で文章を書く人も増えてきています。
副業においては、単純に考えると書くスピードが2倍になれば、時給も2倍になります。
このように、文章を速く書くことが求められるようになっています。他にもTwitterやLINEなど考えるとたくさんありますね…。
この記事では、「速く」そして伝わる文章を書くために必要なことを紹介します。
- どんな方法で?
- コツは?
- 実際の手順
明日の仕事から使えるような方法を紹介!
『10倍速く書ける 超スピード文章術』を読んで、ブログを書いている私が実践していることです。(この記事を書くときも実践しました。)
素材文章術で10倍時短する
『10倍速く書ける 超スピード文章術』によると、
文章を書く際に、遅くなるのは「ゼロから文章を書いているからだ。」と著者は言っています。
著者は毎月1冊のビジネス書を出し、3000字の文章を1時間で書いています。驚異的なスピードですよね…。
確かに、何事も0から1にするのは難しいことです。
そこで著者が提案している文章術が、
「素材」を集めて組み立てることで文章を書く方法です。
早く書くには、「素材」が欠かせない。
速く書くには「素材」を集めることが欠かせません。
例えば、
ブログを書くときには、
- 書籍
- 自分の体験
- 他の人のエピソード
- 他ブログ
- 公式のページ
会社で文章を書く際にも、(スーパーマーケットの場合)
- 売上
- 単品の売れ行き
- 他店の状況
- 天気
- 客数
などさまざまな情報を集めます。
これらの集めた情報を組み合わせることで文章は速く書けるようになる。これが素材文章術です。
いい文章は素材がいい
著者が紹介しているいい文章とは、
- 「独自の事実」
- 「エピソード」
- 「数字」
これら3つの素材のよさがものを言います。
本のタイトルである『10倍速く書ける 超スピード文章術』では10倍という数字が使われています。また「売上が10倍になった!」や「ブログのPVが2倍になった!」など数字は目を引きますよね。
私自身、本屋さんに行ったときに棚にある本を見ていると目に入る本はやはり、いい数字が使われていることが多いです。
「素材文章術」で速くいい文章をかける
素材文章術を活用して速くいい文章を書くには、以下の2ステップが必要です。
- いい素材を集める
- 組み立てる
では、具体的な手順も合わせて紹介します。
文章を速く書くために必要な手順
具体的に文章は5つの手順で書くことで時短になります。
- 書く目的と読者を定める
- 素材を集める
- 素材を組み立てる
- 一気に書ききる
- 見直す
私がここだけは押さえたい!という点をコツとして補足していきます。
これだけは押さえたい!文章を速く書くコツ
上記の5つの手順を踏む上でより速く書くためのコツを紹介します。
コツ①| 素材は多く集めて削る
素材は多く集めて後で削る方が時短になります。なぜなら、集める→削るの手順で完結するからです。
逆に素材が少ない場合は、集める→削る→集め直す→削ると何回もやり直しになってしまいます。
「やり直し」は文章を書く上で最も時間を無駄にしてしまうことの1つです。
私もブログを書く際に、よく失敗して時間を無駄にしてしまいます。
例えば、
「これを言う必要はあるのか?」
と100字書いた原稿を消したり
「やっぱり書く自信がなくなった…。」
と下書きを消したりします。
やり直しは、時間の無駄なのでできるだけ避けましょう。そのために素材を多く集めて削ることが重要になります。
コツ②| 一気に書ききる
文章を書く時は、一気に書き上げる方が時短になります。速攻で書ききったほうが精神衛生上ラクです。
あなたが文章を書き直すとき「どんな文章を書いたっけ?」と考えてしまうことはありませんか?この考えなおす時間は削ることができる時間です。
働いているスーパーマーケットで反省書を書くときに、
売上の数値を集める→接客対応が入る
戻ってきた際に、これはどの数値だっけ?
とまた確認することがあります。
また「あの反省書数値は集めたけど、まだ書ききってないよな…。」と精神的に仕事が残っている感があるのでストレスになることがあります。
一気に書ききることで2度手間を減らせます。またコツ①のやり直しを減らすことにもなります。文章は一気に書ききりましょう。
文章が速く書けるは必要不可欠なスキル
議事録、メール、反省書などの事務作業やブログ、Twitterなどの副業など
文章があなたの生産性を決める機会は増えています。
これだけ書く機会が増えているなら「文章を速く書く」は現代ビジネスでは、必要不可欠なスキルではないでしょうか?
書く速さ=時短に必要 です。
「ブログを書く時間が半分になったら、更新頻度が上がる!」
「事務作業が半分の時間になれば、新しい仕事ができる!」
たくさんのことをこなせるようになるために文章力は必要です。
素材文章術を活用して時短できることはぜひ時短しましょう。
最初にも書きましたが、
半分に時短すれば、あなたの時給は2倍になります。
今回の素材文章術が紹介されていた『10倍速く書ける 超スピード文章術』には、他にも
- ペルソナを決めるコツ
- おもしろい素材の集め方
- 素材のストック方法
- 素材の組み立て方のコツ
- 文章の見直し方
などなど、時短するために必要な方法が多く書いてありました。ぜひ今回のブログで書いたコツと合わせて実践してみてください。
10倍速く文章を書く方法「まとめ」
- 文章を書くのは遅い人はゼロから作ろうとしている
- 素材を集める→組み立てるで速く書く
- 素材は多く集めて削る
- 一気に書ききる
- 文章力はビジネスパーソンに必要不可欠なスキル