どのようにすれば、読書の効率的な読めるのか。
読書の効率を上げる方法・コツの1つに「スキミング」があります。
スキミングとは拾い読みのことで、メンタリストのDaigoさんが書いた『知識を操る超読書術』で紹介されていた方法です。
私も1週間に1度読書をしますが、目からウロコの読書術でした。
- 読書のスキミングとは、どのような方法か知りたい
この記事では、読書におけるスキミングのやり方とコツを2つ紹介します。
実際に、私もスキミングを実践することで、ビジネス書を1冊30分で読むことができました。
スキミングをすることで、必要な情報だけを集中して読めるので、読書効率を劇的に上げることができますよ。
スキミングは、メンタリストのDaigoさん著『知識を操る読書術』で紹介されていました。
スキミングは、ビジネス書を読むことが多い、時間のない社会人におすすめの読書術です。
「スキミング」のやり方とコツ
読書におけるスキミングとは、拾い読みのことで、自分にとって必要な情報だけを読み取っていく読書方法です。
スキミング(拾い読み)は以下の順番で読んでいきます。
スキミングで読む順番
- 表紙
- 目次
- 本文(1つの章)
スキミングのコツは、結論と導入だけ読むことです。
なぜなら、文章は結論→具体例→結論(まとめ)になっているからです。
文章の構造
- 結論
- 具体例
- 結論(まとめ)
スキミングでは、結論である①と③を読んでいきます。
例えば、スキミングをする場合は、結論を読み、意味がわからないや難しいと感じたら、具体例を読むようにしています。
また結論がつまらない場合は、読むのをやめるようにしています。
このように、スキミングで結論だけ読むことで、著者の言いたいことが端的にわかり、効率よく本を読めます。
また「しかし」や「つまり」など、後に大切なことを述べるキーワードを抑えるのもアリですね。
- 結論を読む
- 「しかし」や「つまり」など、後に大切なことを述べるキーワード後を読む
読書前の準備で「スキミング」の効果を何倍にもする
スキミングで読書する前に、準備をしましょう。
というのも、『知識を操る読書術』では、読書の前には準備が必要だと紹介されており、読書の時短やアウトプットに活かしやすくなるからです。
特に、ビジネスや生活に知識を活かしやすいインプットができます。
- スキミングの効果が上がり、読書をより時短できる。
- アウトプットしやすい、インプットができる。
なんとなく読んだ気でいると思ったり、なんのために読んだかわからないと後悔したりする人は、読書前の準備をしてみましょう。
「読書前の準備」には3つのテクニックがあります。
- メンタルマップ
- キュリオシティ・ギャップ
- セルフテスト
この記事では、①「メンタルマップ」②「キュリオシティ・ギャップ」について紹介します。
準備①メンタルマップで読書のモチベーションを保つ
「メンタルマップ」とは、自分の人生、行動、仕事など行動を視覚化したものです。
人は行動を起こすときに、理由とメリットを感じます。しかし、時間が経つと理由やメリットを感じなくなり挫折してしまいます。
メンタルマップを作ることで理由やメリットを見える化し、挫折せず物事をやり遂げることができます。
読書においても、
▶︎ なぜ?この本を読んだのか▶︎ 読んだ後、どうなりたいのか?
について自分なりの答えを持つことで、読書から得たものを行動に落とし込むことができます。
私もやってみたので、参考にしてください。
①なぜ?知識を操る超読書術を読んだのか
② ブログにアウトプットできるネタが欲しかった。
③ 仕事に活かせることはあるか?
「読書の時短」や「アウトプットのネタ探し」が目的で読んでみたことが自分でもわかりました。
②読んだ後どうなりたいのか?
・ブログを書きたい
・仕事を効率化したい
実際にメンタルマップを作ることで、スキミングをやりやすくなりました。
「アウトプットのネタ」はないかなー?
「読書を時短させる方法」
これらの情報を探すように読書できたからです。参考書を見る感覚と似てました。
▶︎ メンタルマップで読書の目的を明確化する。
準備② キュリオシティ・ギャップで知識を定着させよう
「キュリオシティ・ギャップ」とは、好奇心のギャップのことです。
「自分が既に知っている知識」と「本から得られる知識」の差を意識すると、好奇心が刺激され記憶に残りやすくなります。
例えば、
超読書術を読むにあたり、
私は「読書の効率的な方法」に興味があります。本を読んでいくと、「読書には準備が必要だ」とありました。
▶︎ 読書の準備 → ギャップ
このギャップを意識して読むことで、本の内容が記憶に残りやすくなります。
やってみて思ったことは、
「印象にのこりやすくなる」
読書において「キュリオシティ・ギャップ」を感じるためのやり方としては、
①ノートを準備する。
②見開き左ページに本について既に知っていることを書く
③目次をスキミング
④興味が引かれたものを右ページに書く
読むべき場所も明確になるので、時短にもなります。
▶︎ ギャップを意識すると知識として定着しやすい
「スキミング」×「アウトプット」で知識を定着させる
「アウトプットを増やした方がいい」
よく言われることですが、実際増やそうとしてもなかなか難しいです。
機会がない…。 と悩む方も多いでしょう。
私にとって画期的だった「読書しながらアウトプットする」ための呪文が2つありました。
▶︎ 1. 「要するに」
▶︎ 2.「質問する」
1つずつ見ていきます。
▶︎ 1. 「要するに」で要約しながら読む
ある文章を読んだら、要するに〇〇だよね。と内容を要約します。
実際にやってみると、要するに、〇〇…?でも、あれも大事だよな。と思うことが多いです。
要約できれば自分の中で理解できている、ビジネスや生活にも活かすことができる知識になります。▶︎ 要するに、読書中は「要するに」と自問
▶︎ 2.「質問する」ことで知識を定着させる
質問をすることで、
疑問を持ちながら「インプット」し、本を参考に答えを作る。このように「アウトプット」もすることで本から得られる知識をより定着させることができます。
例えば、
① この本がテーマとしている問題提起は何か? どんな問題を提示し、どんな解決方法を提案しているのか?
② この本はどのように始まり、どのように終わったか?
③ あなたはこの本から何を学びたいか?
が紹介されていました。
速読よりも「スキミング」で読書効率を上げる
科学的には読むスピードをあげると理解度が下がること目の動きや周辺視野がスピードとは関係がないことがわかっています。
なのでビジネスや生活に活かすために読書をするなら「スキミング」を実践した方がいいです。
スキミングをすると、読む場所が減り時間が減りました。
さらに、以前に感じた「これは知っているな…。」「また同じようなことが書いてある…。」と思うことが激減しました!
濃い読書ができるので、「スキミング=拾い読み」を実践してみてください。読書生活が変わりますよ。
実際のスキミングの方法をまとめると、
① 「本から何を得たいのか?」を明確にする
② 読む場所を決める
▶︎ 2. スキミングをする
「要するに」「質問」で読んでいき、アウトプットの機会を増やす。
本書では、さらに細かくスキミングの方法を紹介していました。
この記事では、私が特に興味を持てたものを紹介したので、さらに読書効率を上げたい!という方はぜひ読んでみてください。