私、親父っぽいよなー?親父ギャグも多いし、「よっこいしょ」なんて言ってさー
自分が老けて見えてしまう。自分の行動が年を取っているようだ。そんな経験ありませんか?
また逆に同じぐらいの年代でも、若々しい人、行動がテキパキしている人がいます。
なにが違うんでしょうか?
この違いを説明するために、今回は【プライミング効果】というセルフイメージを作る上で非常に大切な心理学を紹介します。
▶どうすれば若く活動的でいられるのか?
▶どうすれば自分の理想像に近づけるのか?
【プライミング効果】を理解し、実践すれば若々しく、活力ある、お金持ちのような…あなたが思い描く人に近づくことができます。
それでは見ていきましょう!
【プライミング効果】とは?
プライミング効果とは、
人は使った言葉にふさわしい人物を体現する
という心理学です。
つまり使った言葉は現実になりやすい、自分が日常的に使っている言葉は無意識のうちに自分の行動に影響している、ということです。
え?言っただけなのに?
例えば、よく見聞きするのは、「私はこれを実行する!絶対にやりきるんだ!」と意気込み、そしてやり切る人
そんな、意気込んだって意味あるの?と考えてしまいがちですが、プライミング効果は人は使った言葉を体現させる。言い換えると、言ったことは実現する、というものです。
意気込みもあなどれないですよね。
そんなのほんとかよ?という方にプライミング効果について、ある実験を紹介します。
ジョン・バルフの実験【プライミング効果の実証実験】
ニューヨーク大学 ジョンバルフ教授が行った実験です。
【実験内容】
❶ 大学生をいくつかのチームに分ける
❷ いくつかの単語から短い文章をつくる
その際に1チームだけ、
「しわ」「忘れっぽい」「孤独」「白髪」「杖」など、高齢者をイメージしやすい言葉を混ぜました。
実験後、別な場所に移動してもらうと、、
高齢者をイメージさせる言葉を混ぜた大学生たちは、他のチームより明らかに歩くスピードが遅くなりました。
この実験で「高齢者」を連想した大学生は。歩くスピードが落ち「高齢者」のような振る舞いをしました。
つまり、人は使った言葉を体現させる性質があるということです。
しかも普段の生活では無意識にやってしまっていることが多いでしょう。さて、あなたはどうでしょうか?言葉は軽視できません。
言葉をいい加減に使ってはいけない
プライミング効果は、使った言葉は実現するというものでした。
またある実験では、遅く歩かされた人たちは「忘れっぽい」「年老いた」「孤独」などの言葉を素早く認識した。という結果もあります。
つまり、普段の行動が自分に対するイメージを決めてしまうこともありえるんです。
● いい加減な言葉を使うと現実になるよ
● 普段の行動は自分の言葉として、現れるよ
【プライミング効果】は言葉と行動は密接に繋がっているよ、ということですね。
ではなにを気をつければいいんでしょうか?
腑抜けた言葉を使えば、間抜けになる?
活力ある言葉を使えば、若々しくなる?
俗にいう、できる人は自分の価値を下げる言葉なんて冗談だとしても使いません。セルフイメージを守るためです。さらにはポジティブな言葉が非常に多いです。
逆にハッタリをかまし、自分の価値を上げていくなんて方法もあります。
ちょっと見栄を張る→努力して見栄に見合う人になる→成長する
[kanren postid=”1647″]
また朝 1 番最初に目にする言葉は1日を決定づける言葉でもあります。
あなたは今日なんの言葉を見ましたか?
スマホの待ち受けに元気が出る言葉を用意しておくとモチベーションが上げることができ、充実した1日になります。
[kanren postid=”1907″]
POINT
❶ プライミング効果とは、人は使った言葉を体現させるということ。
❷ 普段の生活では、セルフイメージを保つためにいい加減な言葉は使わないこと。
でも良い言葉、やる気が出る言葉をあまり知らない…という方は、読書をするべきです。私はビジネス書をよく読みますが、成功体験や経験談が豊富にあり、語彙力もつきます。→やる気も出ます。
[kanren postid=”1427″]
言葉は現実になる。言葉は偉大だとわかる【プライミング効果】でした。