今回は『しょぼい起業で生きていく』の要点や感想をアウトプットしていきま す。
まずは内容をざっくり紹介!
・辛いことをやる必要はない、日本は豊かなのでたとえ、無職でも生きていける
・しょぼい起業をとりあえず始めよう!計画や資金繰りはいらない
・しょぼい起業の柱となる考え方は日常生活の延長線上で稼ぐ「生活の資本家」と自分の持っているもの(資産)に稼いでもらう「資産の資本家」
・店を毎日開けておけばお金になる。下手な計画を何本も打つことが大切で、資源を眠らせない店が成功する。
・協力者を集めよう!ノンストレスな世界(お店)を作れば、人は動いてくれる。
・店舗を流行らせよう。広告宣伝費は一切いらない。あなたの愛想と足で広告をする。
・しょぼい起業メソッドで成功した「しょぼい喫茶店」というお店がある。
ここからは個人的に響いたことや感想を紹介します!
嫌なことからは逃げる
朝起きられない、意味もなく人に頭を下げるのが嫌い……私の特性を冷静に分析すればするほど、会社という組織で、サラリーマンとして働くのはほぼ不可能だということが大学時代から明白でした
引用元『しょぼい起業で生きていく』
著者のえらいてんちょうさんも「サラリーマンから逃げるため」に起業したそうです。サラリーマンにとって理不尽や上下関係は付き物です。そんなしがらみから抜け出したい!自分で起業したい!という方には大事な考え方ですね。
私も社会人生活1年目ですが、サラリーマンの特徴として、
- ・自分の意見が反映されにくい(母数が多いので数あるうちの1票でしかない、または上司の意見が反映される)
- ・組織であるがゆえに無駄な時間を過ごす
こんな経験ないでしょうか?
自分の意見を伝えても、反映、実践をしにくい。
私はアルバイトの時、BRが汚いのでこんなこと実践してみたらいかがですか?と当時社員の人に頼んだら、他の人とも相談してみるわ!と言われ、返事も無くお蔵入りになりました。
私の意見が悪かったのかとも思いますが実践できず、しかもどんな過程でボツになった(または話していない)のかわかりません。より実践経験を積みたい!そんな方は起業や個人でなにかをすることをオススメします。
また選挙に行かない人が多いのも上記の理由ではないでしょうか?特に若い20代であればなおさら
「どうせ、1票入れたところで何も変わらない」
「行っても無駄、自分の意見は通りづらいし叶わない」
しょぼい起業やブログ、最近ではYouTubeもそうですが、最初は基本的に自分個人でやることなので100%意見が反映されます。
だって、自分しかいないんですもの。
しかし、リスクや成果も直に感じます。(いい意味でも悪い意味でも)ですが、そのリスクは勉強代だったんだと自分への投資のために必要だったんだと思えれば何度でも挑戦できます。
私もメルカリで転売をしていますが、当然当たり外れの商品はあります。ビニール袋に捨てた商品もあったりします。……あの時は悲しかった笑
また最初の仕入れはアリババという中国のサイトで行ったのですが、「本当に来るのか?」と半信半疑でした。もちろん無事に来ました。
今となっては勉強代になったと割り切ることで次の行動に移ることができると考えています。
会社にいることで時間を浪費することになる
まずは研修の時間ですね、日本の教育の問題とも言えますが、足並みを揃えて平均点をあげようとする。みんなに同じことを同じだけ教える。
これらは知っている人からしたら時間の無駄になります。
掛け算の勉強したいのに、足し算の勉強を長々と言われるようなものです。
私は学生時代から授業中に1人で勝手にガツガツ問題集をやるタイプでした。
理由は、わかることは時間の無駄だと感じたからです。自分のペースでやることが大切だと感じました。
ぼけっとわかることに留まっていてもいいことはありません。そういう意味で組織での研修では時間の無駄がでます。
あとは通勤時間、単純作業の時間
通勤時間は人にもよりますが無駄です。理想は0分、個人的には1時間以上は苦痛です。
大学生の時に1時間以上かけて大学に通っていた時期がありましたが、無駄だと感じました。
もちろん電車ではまとまった時間は確保できますが、集中することが難しいです。人混みや電車の騒音、降りる駅はまだか?と気になる。またこれが一番多いのですが、読書する際に電車の広告が目に入り集中できません。
起業するメリットはたくさんあります。もちろんリスクもあります。
『しょぼい起業で生きていく』を読むと
世の中はそんなに厳しくない。仕事上の嫌なことからは精一杯嫌逃げよう!会社をやめて起業することだってできるよ!と背中を押された気持ちになります。
日常生活の延長線上を考えよう
「いつもやっている行為をお金に換える」という発想は「しょぼい起業」の基本的な考え方のひとつです。
引用元『しょぼい起業で生きていく』
この「いつもやっている行為をお金に換える」って良くないですか?
とっても気楽な気分になりました笑
例えばですが、
食事を多く作って余った分を売る
通勤、通学でものを運んで輸送コストを減らす
日常生活がビジネス、お金になると思うと
自分は特別な日常を送っているんだ!また私の日常生活は人の役にも立っている。など優越感にも浸れます。(いいか悪いかは別として)
私の第1印象は副業を始めるならこの考え方が大切だと思いました。
転売するなら、自分が使うもの、使いたいものを買おう。
日常生活全般をビジネスにするためにブログ、Twitterをしよう。
どちらも私が実践していることですが、これのいいところは比較的ローリスクな考え方で副業できるところです。→もちろんリスクはあります。
日常生活の延長線上に考え方を置くことで、突拍子もない非現実的な大博打はなくなります。
たとえば、テレビを10台仕入れてハイリターンを狙おうとか笑
10台ものテレビを1人で使う人は稀です。いるかもしれませんが笑
それよりは、ボールペンを100本仕入れて自分で使わない分を売ろう、もしダメでも100本自分で使えばいい。
100本ボールペン使えるのかはさておき、(物理的には可能ですが、、、)身近なことから始めたことでローリスクに副業を始められる。そんな考え方です。
副業を始めてみよう!そんな方の背中も押してくれる本でした。
このように「しょぼい起業で生きていく」のビジネスに対する考え方は突拍子もないことを1発かまして、大当たり!ではなくて、しょぼいことの積み重ね、つまり塵も積もれば山となるの考え方ですので参考にすることをオススメします。
転売をやる方なら特に!大事!
資源が回っていれば成功する
採算とか客単価とかは店が満員になったり、商品が片っ端から売れていくようになったりしてから、さらに儲けようと思ったときに考えること
採算とか客単価を無視ということは、極端な話赤字でもいいっていうことです。
まじか、、損じゃん。無駄じゃん。やる意味ないじゃん。
それはあなたが「現金」という指標だけを見ているから、赤字がダメと決めつけているんだ。
ぎくっ!となりました。私は現金野郎で仕入、販売等で電卓をよく叩きます。
確かに資本が回り続けている店はいいことがたくさんあります。
- ・活気がある
- ・無駄な廃棄や作業が減る
- ・信用できる(実績が積み重なるから)
さらに無料で商品を渡していたとすれば、恩や信頼を得ることができます。
いやぁー深い!
私としては目先の利益が優先!と、どうしても考えてしまうので長期的にお金を回収していくプランは深いと感じました。
しかし、最近成功している人はみんな言ってますよね。
今稼ぐ必要はない、後からより多く稼げればよい。
つまり、1ヶ月後に2万円もらえるよりも10ヶ月後に50万もらえる方を選んでいるんだ!
この考え方ですよね。しかし、本当に手に入るのか?という不安や途中で失敗したら?という恐怖があります。私にもめちゃめちゃあります。
そこで必要になるのが恐怖に打ち勝つこと
「しょぼい起業で生きていく」ではもちろんあなたの背中を押してくれていました。
日本にいるかぎり飢え死にはしない
まぁね、うん笑
そうか死なないか。。。でも今の人生が悪くなるのは嫌だな。少し居心地の悪い今の人生でもいっか!
これは良くないです。私が最近読んだ本だと『チーズはどこへ消えた?』にも変化に適応せよ!と書いてあります。個人的には失敗=勉強→自己投資です。
何度でもやれます。何度も商品を仕入れ全然売れませんでした。
ただ1つ決定的に言えることは
やらなければわからなかった。です。
自分の経験から得た知識は定着、もはや愛着すら湧きます。また過去の経験として、次回には必ず活かせます。
失敗=勉強→自己投資です!
また計画よりもとにかくやる!ということで以下のように紹介されていました。
偉大な計画よりも、初期費用が少ない「いま、これができそう」を積み重ねていくほうがリスクは少ない
話のまとめにもなりますが、
大きな1回よりも、たとえ米粒のようなしょぼい企画をたくさん打つことが大切だということですね。
・リスク回避
・経験
・行動力
これら全てにおいてしょぼい企画の方が圧倒的にいいですよね。
しょぼい起業って20代の若者に向いているんじゃ?経験をたくさん詰めて、行動力が身につき、リスクが少ない。
起業に挑戦!副業に挑戦!ブログに挑戦!
「挑戦」の後押し、特に20代の若者には欠かせない本『しょぼい起業で生きていく』でした。